就職待ちは映画でヒマを潰すが吉。


再就職、ということで一人でお祝いしてみますた。
お祝いとはすなわち
「再就職を前に平日昼日中、呑気にブラブラする」。
勤めだしたらナカナカできないことなので、
今のうちやっておこうと。
もちろんやろうと思えばやれないことではないけれど
<平ブラ。


というわけでメニュー(「しんどい」風味)。
・「ファンタスティポ」を観る(新大久保)。
↑ってマシューんときと一緒。
・「ファンタスティポ」のショッピングバッグ(300円哉)
を持って宣伝しつつ銀ブラ(銀座)。


そんなわけで「ファンタスティポ」。
感想などなど(やや辛口の予定)。
ネタバレになるかもしれないので以下は追記へ。







実を言うと、
DVD出るまで待とうと思ってたのです(ヒドっ)。
そう遠くないうちに出るだろうな(●●●●●だし)と
思ったのが一つ。
それから、あらすじを軽く読んだだけでも、
大スクリーンで観なくても良いかな、と(もっとヒドっ)。
もっとも後者については、
個人的印象として間違ってなかったなってのはあるんですが。


友人が一週間くらい前かな、
観に行った感想のメールが届いて。
「訳分からんノリ」でオモロなかった
(あくまで友人の感想)、ということだったので
内容には期待しないで行きました
(本当にヒドいけど正直なトコ)。


ホント言うと、
「グローブ座」を見てみたかったってのが一番(笑)。
流れ流れてジャニーズ事務所のハコになった「グローブ座」
ってどんななんだろうという興味がありまして
(結構建造物好きなものでして)。


前置きが長いぞ。
では感想。
率直に言うと、私は、オモロかったです。はい。


訳ワカんなくなることはなかったし。
これって前日に「下妻物語」観たせいかなあ
ってのがあるんだけど(自分比)。
ホント面白かったし。主演二人が残酷なほどカワイ過ぎ。
映像も見事な構成されててサスガだなっておもた。
…話が逸れたぞ
(ココまでは「下妻物語」の感想です。念のため)。


あの、確かにコーティング(映像・音声、表現方法)は
不可思議にしてある。
いかにもポップ!ってこういうモンだぜ、という
押しつけがましいほどの映像・音声美(美?…)が
そこかしこに溢れててる。
衣装しかり、背景しかり、キャラ構成しかり、
セリフ回ししかり。
この感触が受け付けられない、気持ち悪い、って思う人は
多いかな、って思う。


ただ、映画の底を流れていたモノ
――私は「一番自分に近しい(はず)の他人
=家族とすら交わせていないごくフツーの感情が、
紆余曲折を経てごぐフツーに混じり合うまでの一部始終
(多分まだ終わってないだろうけど)」と
捕らえてみましたが
(自分でも書いててよく分からない表現)――
は、全然難しくも捻りもなく素直過ぎるほどに
映画全編に漂ってたな、と思いました。


そういう意味では、
「これまでの日本映画にないような映画」
というわけではなく、
多分今までの映画(に限らず、あらゆる表現媒体)
のどこかに、この「ファンタスティポ」のような味のものが
あるんだろうなっていう気がする。
だって、いつの時代も人は
「人と人との関係」に悩んでいるものでしょう?
(最近の流行ではあると思うけど。)


なあんて、柄にもなくムズカシイ
(この程度すら。自分比)こと書いてますけど、
要するにごくフツーに映画として観られました、私は。
ゴチソウサマでした。


あとは堂本ツヨぽん中心に一言二言。


・(ツヨぽんに限りませんが)
如何にも「笑い狙ってますさあどうぞ」というシーンで
笑わずゴメンナサイ(客席は全編狙い通りに
ウケまくってたので許してください)。


・彼が「ファンタスティポ」宣伝関係記事で必ず言う
「2、3年前の自分に近い」というコメントを
理解することに専念するつもりで観始めたつもりが、
映画始まってすぐのハイジくん登場シーンの挨拶の仕方を
観て一発で納得。
後の「如何にも」っていう
立ち居振る舞いより何よりあのシーンは印象的。


・ハイジくんがフィンランドに行っていたという話で
別の意味でトキメイた人がここに一人…
やっぱりハイジくん=スナフキンフィンランド
ま、ミカじゃないことは確かだ罠(そりゃそーだろ)。


・時に、ハイジくんとトラジくんの会話が、
ツヨぽんと太一くんな会話になってるのが微笑ましかった。


・某ミュージカル公演の袋を持って
東京グローブ座にお見えの方、同志とお見受け致しました
(こちらは全くの若輩者ですが)。お疲れ様です。

ファンタスティポ」ダメダメ感想文
(『ダメダメ』は感想文を形容。念のため)。完。